VMware、企業向けApp Storeの「Horizon App Manager」--英語圏で試験的に提供

岩本有平 (編集部)2011年05月18日 21時44分
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 VMwareが2010年8月に開催した自社イベント「VMworld 2010」。この中で、発表された「Project Horizon」は、さまざまなローカルアプリケーションやSaaSアプリケーションを、ユーザーが一括して管理できるようにするという取り組みだ。同社は米国時間5月17日、この取り組みの最初の製品となる「Horizon App Manager」を発表した。

 Horizon App Managerは、SaaSアプリケーションを管理するサービスだ。ユーザーは、管理者が登録した複数のSaaSアプリケーションの中から、自分が必要なものを選び、シングルサインオンで利用できる。いわばエンタープライズ版のApp Storeのようなもの。

 同日開催された説明会には、VMware APAC Product Line ManagerのDavid Wakeman氏が電話で参加。同社がProject Horizonの発表からひと月のうちにクラウドサービスのID管理を手がけるTriCipherを買収し、構想の実現に向けて積極的に取り組んできたことをアピールした。

 Wakeman氏はまた、Project Horizonによって「仮想デスクトップやWindowsのアプリケーション、クラウドのアプリケーション、ディレクトリサービスを統一していく。企業はレガシーなアプリケーションにも新しいアプリケーションにも、新しいデバイスでアクセスできるようになる」と説明する。

 Horizon App Managerは現在、アーリーアクセスプログラムとして英語圏の一部で展開。価格は1IDあたり年額30ドルとなっている。日本でのサービス開始については、時期、価格ともに未定。

 Wakeman氏は、将来的にProject Horizonの製品群を仮想デスクトップ製品である「VMware View」と統合していく方向であることや、iOSアプリなどSaaSアプリケーション以外へ対応していくことについて示唆した。しかし、その時期などは明言していない。

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