[ウェブサービスレビュー]未来の日付を指定してメールを送れる「リマインダーメーラー」

サイブリッジ
内容:「リマインダーメーラー」は、指定された日時にメールを送信するサービスだ。一般的なメールとまったく同じ体裁のメールを送ることができるので、リマインダとしての利用のほか、未来の自分にメールを送るなど、さまざまな用途に活用できる。

 「リマインダーメーラー」は、指定された日時にメールを送信するサービスだ。リマインダとして利用できるほか、未来の自分に対してメールを送るなど、アイデア次第でさまざまな用途に活用できる。

 サイトにアクセスすると、ウェブメールとそっくりのメール送信画面が表示される。送信先メールアドレス、送信元メールアドレス、配信日、タイトル、本文をそれぞれ記入して「内容を確認して送信予約する」ボタンを押す。プレビューが表示されたあと、予約完了の画面が表示される。操作は基本的にこれだけ。あとは指定の日時にメールが送られてくるのを待つだけだ。

  • サイトトップページ。ウェブメールの作成画面そっくりのレイアウトだ

  • 送信先メールアドレス、送信元メールアドレス、配信日、タイトル、本文をそれぞれ記入する。ちなみに配信時刻は30分区切りでの指定となる

  • 内容を確認して「送信予約する」をクリック

 ただしこのままでは、見知らぬ人に対しても、匿名でメールを送れてしまうことになる。そのため最初の1回だけはメール認証が用意されており、予約の時点で送信元メールアドレスに記入された自分のアドレス宛に認証メールが送られてくる。記載されたURLをクリックして認証が完了すると、次回からはこの手続きがスキップされ、すぐにメールが送れるようになる。

  • 最初の1回目のみ、送信元に記入したメールアドレス宛に認証メールが届くので、記載されたURLをクリックして認証を行う

  • 送信予約完了。ちなみに修正や削除などの機能は用意されていないようだ

  • 指定された日時になるとメールが届く。メールだけ見ると、普通のメーラから送ったものと区別が付かない

  • メール認証は最初の1回だけで、2回目以降は認証なしですぐに送ることができる

 配信日の登録を除いては、一般的なメールとまったく同じ体裁のメールを送ることができる。さすがにファイルは添付できず、またHTMLメールではなくテキストメールとなるが、見た目は一般的なメーラから送った場合と変わらぬメールが送れることから、応用範囲は広い。一般的なリマインダ用途はもちろんのこと、数年先の自分に対してメールを送ったり、親族や知人の誕生日の備忘録として使うなど、アイデアひとつでさまざまな用途に活用できる。

 若干気になるのは、送信予約した内容を確認したり、削除や修正をする方法が用意されていないこと。またリマインダとして見た場合は、リピート登録ができないことから、週次、月次で繰り返すタスクを登録するにはその都度記入しなくてはならず、あまり実用的とは言えない。基本的には単発のタスクに限定したリマインダということになるだろう。前回までに紹介しているリマインダサービス「R*PAD」「ToDoMail」などと機能を比較しつつ使うことをおすすめしたい。

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