アイ・オー・データ機器は5月18日、PCやスマートフォンから地上デジタル放送を視聴できる地デジ対応機器の新製品を発表した。3デジタルチューナからワイヤレスワンセグチューナなどをそろえる。
地上、BS、110度CSチューナの「HVT-BCT300S」は、DLNAサーバ機能や、USB HDDと組み合わせての録画機能などを備えた。本体サイズは高さ55mm×幅260mm×奥行き185mmで、重量は1.3kg。リモコンが付属するほか、iPhone、iPad、iPod touchを使って録画予約などができる専用アプリ「BCT Remote」を用意している。発売は6月上旬。価格は2万1000円になる。
「GV-MVP/X2シリーズ」は、地上、BS、110度CSデジタル放送対応テレビキャプチャだ。ダブルチューナ PCI Expressモデルの「GV-MVP/XS2W」(価格:2万1000円)、シングルチューナ PCI Expressモデル「GV-MVP/XS2」(同:1万5700円)、シングルチューナ USB接続モデルの「GV-MVP/XZ2」(同:1万5700円)の3機種をラインアップする。6月上旬から順次発売される。
デジタル放送の解像度をそのままに最大15倍圧縮処理するトランスコード機能を搭載。トランスコードチップには、富士通セミコンダクターの最新チップ「MB86H58」を使用し、パソコンに負荷をかけずに変換できるとしている。専用アプリをダウンロードすれば、無線LAN経由でiPhoneやiPadからのテレビ視聴もサポートする。
ワイヤレスワンセグチューナ「SEGCLIP mobile GV-SC500/IP」は、無線LANを内蔵し、iPhone、iPad、iPod touchとワイヤレスで接続してワンセグが視聴できるチューナだ。本体サイズは高さ11mm×幅85mm×奥行き41mmで、重量は約50g。無線LAN到達距離は約8mとしている。iPhone、iPad、iPod touchには、専用アプリ「SEG CLIP」のダウンロードが必要となる。
本体はUSB経由で充電でき、3時間の充電で約4時間の視聴が可能。本体とiPhoneなどをケーブル接続して、iPhoneなどの予備バッテリとして使える「バッテリーモード」も備える。発売は6月中旬。価格は1万1500円になる。
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