Sony Online Entertainment(SOE)は米国時間5月12日、3週間に及ぶサービス停止によって影響を受けた顧客に対するより詳細な補償内容を明らかにした。4月17日から19日に受けたサイバー攻撃で1億人以上の個人情報が漏えいし、ソニーは3週間前からサービスを停止している。
声明によると、Sony Online Entertainmentの米国ユーザーは、個人情報保護企業Debixのプライバシー保護サービスを無料で利用でき、ほかの国のユーザーにも同様のサービスがまもなく提供されるという。「PlayStation Network」(PSN)と「Qriocity」のユーザーにも、先週同じサービスが提供されている。
また、影響を受けるすべてのSOEユーザーに1カ月の無料サービスが提供され、サービス停止が1カ月を超えた場合は1日ごとに無料サービスの日数が追加される。さらに、PCと「PlayStation 3」のいくつかのゲームタイトルで、ゲーム内で利用できるボーナスが提供される。無期限登録をしているユーザーには、特定のゲームタイトルでゲーム内通貨が無料で提供される。対象のゲームについては声明で確認できる。
ソニーもまた、PSNとQriocityの登録ユーザーに対して「PlayStation Plus」サービスを30日間無料で提供する。デジタル音楽配信サービス「Music Unlimited powered by Qriocity」の会員は30日間無料でサービスを受けられる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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