ARM四半期決算、スマートフォンとタブレットブームで好調

David Meyer (ZDNet UK) 翻訳校正: 矢倉美登里 長谷睦2011年04月28日 12時14分

 ARM Holdingsの四半期決算によると、2011年第1四半期の税引き前利益は5080万ポンドで、売り上げは1億1600万ポンドだった。前年同期は、税引き前利益が3760万ポンド、売り上げが9230万ポンドだった。税引き前利益の前年比35%増という数字は、33%というARMプロセッサベースでの出荷台数の伸び幅とほぼ一致しており、これは「スマートフォンやタブレット、デジタルテレビ、マイクロコントローラの成長によるものだ」と、最高経営責任者(CEO)のWarren East氏は説明している。

 ARMのアーキテクチャは、消費電力が少ない点が評価され、ほとんどすべての携帯電話やタブレットに搭載されている。同社自体はチップを製造せず、アーキテクチャをサムスンやTexas Instrumentsといった他のメーカーにライセンス供与している。

 26日には、LGに対し新型プロセッサ「Cortex」とGPU「Mali」のアーキテクチャをライセンス供与する件も発表された。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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