ARM Holdingsの四半期決算によると、2011年第1四半期の税引き前利益は5080万ポンドで、売り上げは1億1600万ポンドだった。前年同期は、税引き前利益が3760万ポンド、売り上げが9230万ポンドだった。税引き前利益の前年比35%増という数字は、33%というARMプロセッサベースでの出荷台数の伸び幅とほぼ一致しており、これは「スマートフォンやタブレット、デジタルテレビ、マイクロコントローラの成長によるものだ」と、最高経営責任者(CEO)のWarren East氏は説明している。
ARMのアーキテクチャは、消費電力が少ない点が評価され、ほとんどすべての携帯電話やタブレットに搭載されている。同社自体はチップを製造せず、アーキテクチャをサムスンやTexas Instrumentsといった他のメーカーにライセンス供与している。
26日には、LGに対し新型プロセッサ「Cortex」とGPU「Mali」のアーキテクチャをライセンス供与する件も発表された。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」