日本オラクルは4月18日、同社の中堅企業向けERP製品の最新版である「JD Edwards EntepriseOne 9.0 Update2」と「JD Edwards World A9.2 Update1」に新たなサポート期間を設けると発表した。
新たなサポート期間が設定されるのは、ユーザーとの契約に基づいて技術的問い合わせへの対応、システムの不具合を解決するためのパッチの開発や提供、最新版ソフトウェアの提供を行うサポートサービス「Oracle Premier Support」。いずれも、アップデート前のサポート期間より延長され、JD Edwards EntepriseOne 9.0 Update2のPremier Support期間は2010年11月より2015年11月末まで、JD Edwards World A9.2 Update1のPremier Support期間は2010年5月より2015年5月末までとなる。
新たにサポート期間を設けたことで、ユーザーは従来よりも柔軟にアップグレードなどのシステムライフサイクルの計画を立てることができるとしている。Premier Supportの終了後は、延長サポート期間として「Extended Support」を契約することで、Premier Supportと同等のサービスが3年間提供される。また、Extended Supportを契約しない場合、「Sustaining Support」期間となり、技術的問い合わせ受付や既存パッチの提供などのサービスを無期限に継続して受けることができる。
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