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リーダーとして必要な3つの振る舞い--優れたプロジェクトマネージャーになるために - (page 2)

Andrew Makar (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子2011年04月18日 16時07分
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2:真実を求める

 最適な意志決定を下すために、プロジェクトマネージャーはプロジェクトに影響を及ぼす本当の問題やリスクについて知っておく必要がある。また、優れたプロジェクトマネージャーであれば、チームに対して真実を求めたうえで、その真実を自らの上司や同僚に提示する必要がある。問題を矮小化したり、懸念を言葉で飾り立てて曖昧にすることは、プロジェクトチームやプロジェクトマネージャーの足を引っ張ることと同じなのだ。チームメンバーに状況報告を行ってもらう際には、会社でよく使われる美辞麗句を用いたり、社内政治を考慮した見解を挟んだりすることなく、簡潔な言葉で語ってもらうようにすることで、チーム全体がメリットを享受できるようになるはずだ。

3:勇気を示す

 プロジェクトはいつも計画通りに進むとは限らない。そして、プロジェクトの現状を把握、提示したうえで、そのパフォーマンスをさらに改善するための施策を提示するのはマネージャーの仕事である。企業の中には、悪いニュースはにっちもさっちも行かない状況になるまで報告しないという文化を持っているところもある。現状について楽観的な内容を報告しておくことで、自分自身で問題を解決するための時間を稼げるという場合もあるだろう。しかし、問題を抱えた状況から抜け出すためには、マネジメント層からのサポートや配慮といったものが必要となることも多いのである。

 プロジェクトが問題を抱えており、支援が必要であるという旨を伝える際には勇気が要るはずだ。また、生産性に問題のあるチームメンバーや、必要なサポートを提供しようとしない同僚と話をする際にも勇気が必要となる。さらに、予算上の問題からプロジェクトの中止という辛い決断を下したり、あるメンバーにプロジェクトから去るよう命じる際にも勇気が必要となるだろう。こういった状況はプロジェクトマネージャーにとって辛いものであるとはいえ、それに対処するのがプロジェクトマネージャーの役割なのである。

その他の振る舞い

 優れたプロジェクトマネージャーとしての振る舞いをたった3つに絞り込むというのはかなり無茶な話である。上記3つの振る舞いの他にも、顧客満足度に対する意識の高さや、品質へのこだわり、絶え間ない向上心といったものがあるはずだ。技術的なプロジェクト管理スキルを持っているだけではなく、プロジェクトを完遂させるために必要なリーダーとしての振る舞いができてこそ、優れたプロジェクトマネージャーであると言えるのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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