Interactive Advertising Bureau(IAB)が米国時間4月13日に行った発表によれば、米国のオンライン広告の売上高が史上最高を記録した。
IABによると、米国での2010年のオンライン広告売上高は、前年比15%増の260億ドルに達したという。この調査結果をまとめるにあたって、IABはPricewaterhouseCoopers(PwC)の協力を得ている。
第4四半期のみの米国オンライン広告売上高は、前年同期比19%増の74億5000万ドルだった。
広告主の間では依然として検索広告の人気が最も高く、2010年の検索広告売上高は120億ドルに上った。バナーやスポンサーシップ、デジタル動画広告など「ディスプレイ関連」広告の売上高は99億ドル、案内広告とディレクトリ広告の売上高は26億ドルだった。
13日に発表された別の報告では、Econsultancyが検索マーケティングについて詳細な調査を行っている。同社によると、米国とカナダをあわせた2010年の検索マーケティング売上高は、前年比14%増の166億ドルだったという。2011年の検索マーケティング売上高は190億ドルを超えると同社は見ている。
IABの推定では、2010年の米国モバイル広告売上高は5億5000万~6億5000万ドルだという。IABがオンライン広告の状況に関する年次報告書にモバイル広告売上高を含めたのは今回が初めてだ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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