HTC、2011年第1四半期の決算で過去最高--スマートフォン効果で約3倍の増益

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年04月11日 11時40分

 台湾のスマートフォン製造会社HTC Corporationは現地時間4月8日、2011年第1四半期(3月31日締め)の決算を発表した。同社スマートフォン製品の好調な売れ行きを受け、売上高と利益ともに過去最高を記録した。

 HTCは同四半期に148億台湾ドル(5億1300万米ドル)の純利益を計上し、前年同期の50億台湾ドルから約3倍の増加となった。Bloombergがまとめたアナリストの平均予想は、128億台湾ドルだった。

 売上高は前年から約175%増となる1042億台湾ドルで、こちらもアナリスト平均の950億台湾ドルを上回ったとBloombergは報じている。

 特に4Gネットワークに対応するAndroid携帯電話の需要が急速に高まっており、HTCはこれに後押しされた形となった。同社は、米国市場で初の4G対応携帯電話である「HTC Evo 4G」をSprintから販売しているほか、最近ではVerizon Wirelessから「HTC ThunderBolt」を、AT&Tから「HTC Inspire」をそれぞれ発売している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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