台湾のスマートフォン製造会社HTC Corporationは現地時間4月8日、2011年第1四半期(3月31日締め)の決算を発表した。同社スマートフォン製品の好調な売れ行きを受け、売上高と利益ともに過去最高を記録した。
HTCは同四半期に148億台湾ドル(5億1300万米ドル)の純利益を計上し、前年同期の50億台湾ドルから約3倍の増加となった。Bloombergがまとめたアナリストの平均予想は、128億台湾ドルだった。
売上高は前年から約175%増となる1042億台湾ドルで、こちらもアナリスト平均の950億台湾ドルを上回ったとBloombergは報じている。
特に4Gネットワークに対応するAndroid携帯電話の需要が急速に高まっており、HTCはこれに後押しされた形となった。同社は、米国市場で初の4G対応携帯電話である「HTC Evo 4G」をSprintから販売しているほか、最近ではVerizon Wirelessから「HTC ThunderBolt」を、AT&Tから「HTC Inspire」をそれぞれ発売している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」