KDDIは3月29日、同社の連結子会社のKKBOXと携帯電話メーカーのHTCが、KKBOXの第三者割当増資によって発行する株式をHTCが引き受けることで合意したと発表した。KKBOXは3月31日にHTCから1000万ドルの資金を調達し、HTCはKKBOXの発行済み株式の11.1%分を取得する予定。
KKBOXは、台湾や香港で音楽配信事業を展開する企業。KDDIは海外展開を目的に、2010年12月15日にKKBOXの子会社化を発表している。
KKBOXとHTCは、増資引受にともない提携に向けての協議を進め、HTCのスマートフォン向けに音楽サービスを提供していく予定。またKDDIグループは、今回の提携を機にアジア圏のモバイルコンテンツ市場で、エンタメコンテンツのプラットフォームをグローバルに展開していくとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果