Googleは、紛失したり盗難にあったりした場合に備えて、管理者が端末のセキュリティを確保し、リセットもかけられるよう、Androidを搭載したスマートフォンプラットフォームの企業向け管理機能を強化した。
Androidはすでに生産性およびコラボレーションスイート製品「Google Apps」と「非常にうまく」連携しているが、両プラットフォームを利用している企業により多くの機能を提供できるよう取り組んできた、とGoogle Enterprise Mobility部門製品マネージャーのMayur Kamat氏が米国時間4月7日の公式ブログに書いている。
重要なアップデートの1つは、新版となった「Google Apps Device Policy」で、紛失または盗難にあったAndroid端末の位置を地図上に表示して呼び出し、「My Devices」と呼ばれる新しいサイトを通じて、遠隔操作で端末のPINまたはパスワードをリセットできるようになる。ただし、遠隔管理をするには、端末に「Android 2.2」以降が搭載されている必要がある。
Google Apps管理者がAndroid端末上のデータを暗号化できる機能も加わったが、これには現在タブレットにしか提供されていない「Android 3.0」(開発コード名「Honeycomb」)を搭載している必要がある。このほか、Googleは新たに連絡先を管理する企業向けアプリケーション「Google Apps Lookup」を提供している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
セキュリティ×コミュニケーションで
社会課題の解決へ
現場経験から生まれた建設テックアプリが
"二次元の図面管理”の救世主へ
MSとパートナー企業主催のハッカソンが
企業文化変革のきっかけに
Google Cloud が提案する、業務最適化と
イノベーションの実現ヒントが盛り沢山!