クララオンラインは、クラウドサービス「Cloud for Relief “Discovery -Nagoya-”」を4月11日から提供する。初期費用10万円だけで最大2年間利用できる。月額料金は無料。申し込みは9月30日まで。
名古屋市内のデータセンターを活用する。ディスク容量50Gバイト、メモリが最大1Gバイト、OSはCentOS 5。回線帯域は100Mbpsを共用で使う。データバックアップが標準で組み込まれている。
今回のサービスは、同社のCloud for Reliefシリーズの第1弾。東京電力管内の計画停電対応、今夏の電力供給不足の見込みに対する西日本地域への電力シフト要請による中部電力管内でのオフサイトセカンダリサイトの立ち上げサポートを目的にしている。
クララオンラインは名古屋のデータセンターをクラウドサービスの重要な展開拠点にする。これは中部電力管内に位置しており、国からの要請に合致していること、中部電力が国内の電力会社のうち原子力発電の比率が最も低いことなどを理由に、将来にわたる安定した電力供給が期待できることを重視している。
同社は東日本大震災の復興支援を目的に、サービスの売り上げの一部から震災後の復興、再建を進める医療施設や介護施設、老人ホームに、サーバ1契約につき1台の手押し型車いすを寄贈する。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
住環境に求められる「安心、安全、快適」
を可視化するための“ものさし”とは?
「程よく明るい」照明がオフィスにもたらす
業務生産性の向上への意外な効果
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」