日立情報システムズ(日立情報)は4月8日、継続的に発生するデータ入力作業を短納期、低価格で代行するデータエントリサービスを開始したと発表した。
コンピュータへのデータ入力業務は、PCとネットワークの普及でニーズが減少しているものの、郵送されてくる手書きの申込書のデータ入力など、現在でも作業は発生しているという。しかし、作業あたりのデータ入力量の減少や情報漏えい、入力精度の不安などから入力作業を自社内で実施する企業が多く、業務効率向上の面で課題を抱えているという。
同サービスでは、アウトソーシングサービスで実績のあるアチーボ・ジャパンとの協業によりデータの入力作業を中国で実施して価格を抑えるとともに、日立情報の経験を活かした精度の高いサービスを短期間で提供するとしている。中国とのデータのやり取りは、日本で断片化したデータを暗号化して送受信するため、情報漏えいの心配がなく、セキュリティ面で安心して利用できるという。
また、データの受付、保管など、データ入力に伴って発生する一連のビジネスプロセスを代行するBPOサービスとしても提供できるとしている。
価格は個別見積もり。日立情報では、同サービスで2015年度末までに100社への提供を目指す。
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