スマートフォン巡る新たな特許訴訟--アップルら標的に

Josh Lowensohn (CNET News) 翻訳校正: 矢倉美登里 吉武稔夫2011年04月04日 12時08分
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 H-W Technologyは米国時間3月30日、同社が2009年4月に取得した特許をApple、Research In Motion(RIM)、Googleのほか、技術系大手企業29社が侵害しているとして、テキサス州北部地区連邦地方裁判所のダラス支所に提訴した。

 2005年3月に初めて申請された米国特許第7,525,955号は、「検索機能ならびに広告機能を備えたインターネットプロトコル(IP)電話」と説明されている。

 The Loopがこの訴訟を報じている。それによると、H-W Technologyはこの特許について、アプリケーションに接続して「小売業者から情報や商品提供」を受け、「それによって音声通話を介さずにその小売業者の1社と取引を完了する」ことができるスマートフォンに関するものだと説明している。つまり、アプリケーションストアと商取引用アプリケーションの両方に影響するということだ。

 今回の訴訟で特にやり玉に上げられているのは、Appleの「iPhone」とRIMの「BlackBerry Torch」、サムスンの「Samsung Focus」、HTCの「HTC Thunderbolt」、Motorolaの「DROID X」で、いずれも特許を侵害しているとされている。だが、やり玉に上がったのはハードウェアメーカーだけではない。H-W Technologyは、Amazon.comなどのアプリケーションメーカーとそのスマートフォン向けアプリケーションも標的にしている。

 訴状によると、Amazon.comのアプリケーションは、スマートフォンユーザーが電話を掛けなくても端末から商品の購入ができるようにすることで特許を侵害しているという。eBay、Hotels.com、Googleと同社の「Android Market」、ならびにExpedia、Priceline、Orbitz、Kayakといった旅行サイトに対しても、同様の主張がなされている。さらにはVerizon Communicationsも標的にされ、訴状ではアプリケーションサーバ「VCast」が名指しされている。

 H-W Technologyは、特許侵害によって金銭的損害を被ったと主張し、関与する企業に対する恒久的差し止め命令を求めている。なお、損害額はまだ未確定だという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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