日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月1日、オープンソースソフトウェア(OSS)向けサポートサービスのポートフォリオを拡充し、提供を開始した。
新たに提供される「HP Open Services」では、導入コンサルティングからITインフラ構築、保守サポートまでをワンストップで提供し、OSSの導入を検討している企業およびサービスプロバイダのニーズに最適化したソリューションを提案するとしている。
HP Open Servicesは、業種向け構築・運用設計サービス「HP Open Services Industry」、基本サービス・教育サービス「HP Open Services Standard」、保守サービス「HP Open Services Support」、OSS製品「HP Open Services Product」の4つから構成される。
HP Open Services Industryでは、各業種ごとにOSSのエキスパートエンジニアを配置し、様々な業種での導入実績に基づいたITインフラ構築・運用設計サービスを提供する。HPのサーバ製品、ストレージ製品との検証を行い、業種ごとの多様なシステム要件に合わせた最適なサイジングを行うという。
HP Open Services Standardでは、OSSの導入支援として、各種コンサルティング、各種移行サービス、開発支援サービス、エンジニア向け教育サービスなどを提供。また、HP Open Services Support/Productでは、様々なITインフラ環境に適用するOSS製品のポートフォリオを用意し、HP製品との検証、サイジング、およびソフトウェア連携の検証などを行うほか、OSSの保守サービスを強化するとしている。
各サービスの提供価格は、HP Open Services Industryが個別見積もり。HP Open Services Standardが、OSS標準化コンサルティングの場合525万円より。HP Open Services Support/Productは各製品のサブスクリプション契約料金に加えて、支援サービスが別途見積もりとなる。
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