サムスンとVisa、NFCモバイル決済機能を提供へ--ロンドン夏季五輪に合わせて開始

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年04月01日 11時07分
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 サムスンとVisaが協力し、ロンドン夏季五輪の一環として、2012年にロンドンで近距離無線通信(NFC)テクノロジを利用したモバイル決済機能をスマートフォンユーザーに提供する計画だ。

 五輪開催前および開催中にロンドンを訪れた人々は、サムスンの専用の「Olympic and Paralympic Games」携帯電話を使ってNFC経由で商品を手軽に購入できるようになる。NFCは、人々が携帯電話を使って自分の銀行口座から専用端末へ決済情報を直接送信できるようにする新テクノロジだ。

 NFC市場に参入する企業が増えており、サムスンとVisaもそれに加わることになる。さまざまなモバイルキャリアと金融機関が財布不要の購買体験の魅力を示し、世界中で独自のモバイル決済サービスを計画している。そして、それに関わる企業は増加の一途をたどっている。

 同テクノロジの普及促進を目的とする非営利団体のNFC Forumは米国時間2011年3月31日、同団体で2番目に位の高いメンバーシップであるプリンシパルメンバーのGoogleを含め、32社のメンバー企業を新たに迎え入れたことを明らかにした。Googleは、すでに自社携帯電話「Nexus」にNFCハードウェアを搭載しており、モバイル決済サービスの展開に向けて、積極的にほかの企業との提携を進めている。

 NFC市場にいまだ参入していない大企業の1つがAppleだ。「iPhone 5」にNFCテクノロジが搭載されるかどうかについては、さまざまな疑念を呈する声が上がっている。一部の情報筋が報じているようにAppleが次世代iPhoneでNFCを採用しなかった場合、同テクノロジの進歩にブレーキがかかる可能性がある。

 サムスンとVisaの提携は、結果として正しい方向への第一歩になるかもしれない。ロンドン五輪のスポンサー企業として、サムソンは携帯電話にNFCハードウェアを搭載し、Visaは必要なモバイルアプリケーションを提供する。両社によると、専用のOlympic and Paralympic Games携帯電話は、オリンピック開幕前からモバイルキャリアを通して消費者に販売され、サムスンとVisaがスポンサー契約を結んでいるオリンピックアスリートにも提供される予定だという。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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