Microsoftが「Windows Home Server 2011」の開発を正式に完了した。
Windows Home Server 2011はこのほど製造工程向けリリースを迎え、4月初めに「MSDN」および「TechNet」会員に配布される予定となった。それぞれの会員は、サービス内容の一環としてソフトウェアをダウンロードできる。Microsoftによると、5月にはWindows Home Server 2011を搭載したコンピュータが登場し始めると見られ、メーカー各社はすでに準備を進めているという。
Windows Home Server 2011(開発コード名「Vail」)の正式版は、ベータ版のリリースから約1年、リリース候補(RC)版の登場からほぼ2カ月という時期でのリリースとなった。
Windows Home Server 2011は「Windows Server 2008 R2」と同じOSコアを採用しており、複数のPCやホームネットワークを使い、増え続ける写真、音楽、動画など大容量のコンテンツを処理する必要のあるユーザー向けに設計されている。専用PCで「Windows Home Server」を動作させると、ネットワーク共有を設定してあらゆるデータへのアクセス、ネットワーク接続されたPCのバックアップ、ファイルへのリモートアクセス、音楽や動画のストリーム再生が可能になる。このソフトウェアは、さまざまな管理タスクを実行するユーザー向けにダッシュボードを備えている。
Microsoftによると、Windows Home Server 2011は英語、日本語、フランス語、中国語、ロシア語、韓国語など19言語でリリースされる予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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