日本アバイアは3月30日、東日本大震災による計画停電や交通機関の運行制限などで出社できない場合の在宅勤務(テレワーク)支援策として、企業向けソフトフォンアプリケーション「Avaya one-X Communicator」を6月末まで無償提供すると発表した。
Avaya one-X Communicatorは、PC上からオフィス電話の受発信ができるほか、最大6人までの会議通話への参加など、異なるコミュニケーションツールを単一のインターフェースで利用できるソフトウェア。海外との通話もネットやVPNなどのネットワーク経由で会社のPBXを通して可能となるため、コストを抑えながら場所を選ばない業務環境を提供できるという。
アバイアのコミュニケーションプラットフォーム「Avaya Aura Communication Manager」を導入している企業は、Windows PCに同ソフトウェアをインストールするだけで活用できるとしている。「Avaya Aura Standard Edition」や「Avaya Aura Enterprise Edition」を導入している企業は、プレゼンス機能である「Avaya Aura Presence Services」のライセンスが含まれているため、Presence Services用のサーバを別途用意することで、プレゼンスとインスタントメッセージ(IM)の機能を活用できるという。
同ソフトウェアの申し込みは、同社営業部や同社のチャネルパートナーを通じて受け付けている。日本アバイアでは、利用にあたって設定作業などの支援が必要となる場合、設定作業は有償になるが、チャネルパートナーを紹介するとしている。
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