Twitterの共同創業者で、同社の初代最高経営責任者(CEO)を退任後にEコマースの新興企業Squareを立ち上げていたJack Dorsey氏が、「エグゼクティブチェアマン」としてTwitterの日常業務に復帰する。TwitterのCEOであるDick Costolo氏が米国時間3月28日午前、ツイートで発表した。
「Twitter会長の@jackがエグゼクティブチェアマンとして会社の日常業務に戻り、製品を指揮することに興奮している」と、Costolo氏はツイートしている。
Dorsey氏は、3月21日に5年目の記念すべき日を迎えたTwitterの注目すべきオリジナルコンセプトを生み出した人物で、2008年まで同社のCEOを務めていたが、同年、共同創業者であるEvan Williams氏にCEOを交代した。これは「追い出し」とも報道された。Dorsey氏は会長としてTwitterに残りながら、一方で、小型ハードウェアを使ってモバイルデバイスをクレジットカードリーダーに変身させるSquareを共同で立ち上げた。また、Dorsey氏はテクノロジ起業家の世界で著名なエンジェル投資家となっている。
Costolo氏は、Googleからの移籍後、Twitterの最高執行責任者(COO)を務めていたが、2010年10月にEvan Williams氏がCEOを退任したあとを受けて新CEOに就任した。Williams氏は引き続き同社で製品戦略を担当しているが、報道によると、日常業務での存在感は薄れつつあるという。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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