DisplayMateは米国時間3月16日、「iPad 2」と「iPhone 4」「iPhone 3GS」のディスプレイ性能を詳細に分析し、比較した結果を明らかにした。
DisplayMateは結果報告で、iPad 2のピクセル密度(132PPI)は、Retinaディスプレイを搭載するiPhone 4のピクセル密度(326PPI)には及ばないが、色深度は同等で、視覚テストでも同レベルの性能だったと結論づけている。このレポートによると、Appleはソフトウェアの調整によって改善することができるという。
DisplayMateの社長であるRaymond M. Soneira氏はレポートで、「PPI解像度を除けば、iPad 2のディスプレイはiPhone 4のRetinaディスプレイと同等の性能を持っている」と述べ、「アンチエイリアスやAuto Brightness Control(自動明るさ調節)などのソフトウェアアップデート、そして次世代に向けたPPI解像度の向上が必要だ」と指摘している。
DisplayMateの分析で明らかになったそのほかの発見としては、iPad 2の画面は、明るさやコントラスト比ではiPhone 4ほどではないが、30度の角度から見たときの可読性レーティングはiPhone 4を上回った点が挙げられている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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