Appleは米国時間3月9日、「iOS 4.3」を予定よりも早くリリースした。
同ソフトウェアは当初、「iPad 2」の発売に合わせて11日にリリース予定だったが、9日朝にAppleの「iTunes」ソフトウェアからアップデートとしてユーザーに提供開始された。
新機能としては、GSM対応「iPhone」でのWi-Fiホットスポットのサポート、Appleの「AirPlay」技術によるビデオストリーミング、「iTunesホームシェアリング」「Safari」におけるJavaScriptの高速化などがある。「iPad」ユーザーには、iPad本体側面のスイッチを、音量ミュートボタンと画面回転ロックボタンのどちらかに設定メニューで切り替えることのできる新しいオプションも提供される。Appleは「iOS 4.2」リリース時に、このスイッチの機能を音量ミュートに変更していた。
iOS 4.3は、2011年3月に入って開催されたiPad 2発表会見において披露された。開発者向けには1月に、同ソフトウェアの最初のベータ版が提供されていた。Appleは同ソフトウェアのGold Master版を先週リリースしたばかりである。
iOS 4.3は、「iPhone 3G」がAppleのサポート対象から除外された、初めての「iOS」アップデートとなる。そのほかに今回のアップデートの対象外となるのは、初代iPhoneと、第1、第2世代の「iPod touch」である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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