欧州の音楽配信サービスSpotifyは現地時間3月8日、サブスクリプションユーザーが100万人に達したと発表した。Spotifyのウェブサイトによると、登録ユーザー全体では1000万人になるという。
このユーザー数の違いは、Spotifyのビジネスモデルによるものだ。同社は広告付きの無料サービスも提供している。また、プレミアムサービスでは携帯電話やオフラインで音楽に無制限にアクセスでき、より安価で広告のない有料サービスもある。
Spotifyは長年にわたって米国への進出を目指しているが、現在は英国やスウェーデン、スペイン、フランスなど、欧州の一部の国でしか利用できない。米国でのサービス提供について、すでにEMIとソニーとは契約を結んでいるものの、Universal Music GroupやWarner Musicとは合意に至っていない。また、Spotifyのウェブページには、利用できる楽曲は1000万曲以上と書かれているが、米国進出を果たした場合に競合する可能性のあるRhapsodyなどは、Spotifyよりもはるかに多くの楽曲を取りそろえている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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