Kaspersky Labs Japan(カスペルスキー)は3月2日、コンシューマー向けセキュリティソフト「Kaspersky Internet Security 2011」のキャンペーンウェブサイト「AKB48カスペルスキー研究所」で「子どものネット利用」に関する調査結果を発表した。
調査結果によると、「自身のウイルス対策を真剣に考えたことがある」と答えた親は58.4%で、このうち「子どものPC利用時に危険なウェブサイトへのアクセス制限を行っているか」と質問したところ、「十分に取り組みを行っている」と答えた親は7.8%にとどまった。
カスペルスキーでは、子どもは現実世界と同様にネット上でも攻撃の対象になりやすいため、まずは大人がどのような危険があるかを把握しておくことが大切としており、遭遇しうる危険について子どもに説明する、親の目の届く場所でPCを利用させる、大人がネットで体験した不快な体験を何でも子どもに話すこと――などを勧めている。
IPAによる「15~19歳の子どもの5人に2人が怪しいと思われるウェブサイトにアクセスしている」という実態をもとに、子どものネット利用におけるウイルス対策について2010年11月、20~40代の男女を対象に調査した。有効回答数は600人。
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