サイボウズは2月24日、同社の連結子会社であるユミルリンクの株式売買契約を、2月28日付でアイテック阪急阪神と締結したと発表した。
サイボウズは、同社が所有するユミルリンクの株式2万8173株すべてを、3億990万3000円でアイテック阪急阪神に譲渡する。今回の株式譲渡による2011年1月期の業績予想は、3月16日に公表する予定。
ユミルリンクは、ASPおよびSaaS事業やソフトウェアプロダクト事業のほか、システムインテグレーション事業、ネットワークマネジメント事業を展開している。一方、譲渡先となるアイテック阪急阪神は、インターネット事業やシステム開発事業のほか、医療システム事業、技術サービス事業、ビル関連事業、アウトソーシング事業などを展開している。
今回サイボウズは、同社のソフトウェア事業のグループウェア部門に、経営資源を集中するためのグループ再編の一環として、ユミルリンクの譲渡を決定したとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」