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アップル、年次株主総会を開催--CEO後継計画の開示提案を否決 - (page 2)

文:Josh Lowensohn(CNET News) 翻訳校正:中村智恵子、長谷睦、編集部2011年02月24日 07時57分
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 当時は「今とは時代が違った」とSchiller氏は応え、iPhoneは「PC後」の製品だと続けた。また、AppleのiOS Software部門でシニアバイスプレジデントを務めるScott Forstall氏はサードパーティーのプラグインに関する質問に回答し、プラットフォームの安定性およびセキュリティ上の理由からそうしたプラグインを避けてきたと語り、「Mac OS 7」から「Mac OS 8」への移行の際に生じた困難の一部がこの決定の主要因となったと説明した。

 参加者の1人はApple製品を生産する海外工場における従業員の労働環境を話題にし、さらにはAppleの本社から1時間ほど離れたBerkeley Repertory Theatreで上演された「The Agony and Ecstasy of Steve Jobs」(Steve Jobsの苦悩と歓喜)と題された演劇をCook氏、Schiller氏もしくはOppenheimer氏が見たかと尋ねた。3人とも見ていないと答えたが、Schiller氏は明らかにこの質問にいら立っているようだった。

 これに対しCook氏は、修正可能な問題を発見するためにサプライチェーンを精査するAppleの大がかりな取り組みに関して詳細に触れ、工場労働者が就職時にあっせん業者に払ってきた総額3億ドル近くの手数料を従業員に返済させるべく、Appleが後押ししたことを取り上げた。「われわれが推し進めた変革を本当に誇りにしている」とCook氏は語った。

 他の興味深かった株主からの質問としては、消費者が従来型のテレビをやめ、コンピュータを使ってストリーミングされるテレビ番組を視聴するための方法をAppleが提供するかどうか、というものがあった。Appleはいつも「新しい種類」のメディアを追加しているとSchiller氏は答えたうえで、それでも現時点においてライブイベントに関しテレビを排除するのは性急な決定だろうと続けた。

 エンターテインメント端末と言えば、Appleはゲームについて専用機を投入して本腰をいれる計画があるのかという質問があった。これに対しCook氏は、Appleはすでに「iPod touch」でゲーム事業を手がけており、「App Store」に相当数のゲームをそろえて十分に成功を収めていると応じた。「主なゲーム機としてiPod touchを使っているユーザーセグメントが存在している」と同氏は語り「われわれはちょうど良い位置にいると考えている」と答えた。

 加えて参加者の1人が、AppleはLiquidmetal Technologiesのライセンスを獲得したが、これを何に用いるつもりなのかと質問したがCook氏は、このような投資は人事、インフラ、知的著作権に関するものであることが多いと述べるにとどまり、Appleでは投資内容の詳細については明らかにしないとして、丁重にこの質問を退けた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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