Dellは米国時間2月15日、2011会計年度第4四半期(1月28日締め)の決算を発表した。売上高は157億ドル、利益は9億2700万ドル(1株あたり利益48セント)となった。非GAAPベースの1株あたり利益は53セントで、アナリストの予測37セントを上回った。2011会計年度では、売上高が615億ドル、利益は26億3000万ドル(1株あたり利益1.35ドル)となり、前年から5%の増加となる。
第4四半期の市場別の業績では、大企業市場での売上高が47億ドルで、前年同期から12%増加した。営業利益は5億200万ドルだった。特にPCのアップグレードが好調で、PCの売上高は前年同期から20%増加している。公共機関市場での売上高は40億ドルで、前年同期から4%増加、営業利益は3億6600万ドルだった。また、中小企業市場では、サーバとストレージが売り上げを牽引し、売上高は37億ドルで前年同期から12%の増加、営業利益は4億5000万ドルとなった。消費者市場では売り上げが33億ドルで、前年同期から8%減少している。
Dellは2012会計年度について、売上高の5%から9%の増加、そして非GAAPベース営業利益の6%から12%の増加を予測している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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