一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は2月9日、フォトイメージングの総合イベント「CP+」を開幕した。2月12日までパシフィコ横浜で行われる。料金は、当日一般1000円で、ウェブ事前登録をすると入場無料。また、土日は終日入場無料となっている。開催時間は、9日から11日は10時〜18時で、最終日の12日は10時〜17時。
出展社・団体は99で810小間。77社・団体で699小間だった2010年よりも拡大傾向にある。2011年は、ビジネスの場としても活用できるよう、ビジネスユーザー限定の展示コーナー「Business Meets」を設けている。中でも注目は、各メーカーによる最新モデルだ。2011年は春商戦に向けてイベントの開催を早めており、CP+に合わせた発表が相次いでいる。
発表されたばかりの、液晶とフレームが回転するカシオのフリースタイルカメラ「EXILM EX-TR100」やキヤノンのエントリ向け一眼レフカメラ「EOS Kiss X5/X50」、36MbpsのフルHD動画と毎秒最速60コマの高速連写機能を備えるビクターのHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」など新製品が目白押しだ。さらに会場では、ニコンがコンパクトカメラ「COOLPIXシリーズ」の新製品を発表。続々と登場する未発売の新製品を手に取って楽しめる場となっている。
CP+の開幕にあたり、CIPA代表理事会長の菊川剛氏は「CP+は第2回目のイベント。展示のテーマを“撮る、見る、つながる”と位置づけているが、ネットワーク化が進んでいる今、コンシューマーにもビジネスにもキーワードとなるもの」と挨拶した。横浜市市長の林文子氏もテープカットに参加し、自身も写真好きであることをアピール。「(カメラ関連で)アジア最大の国際展示会を横浜で開催できることを誇らしく思う。横浜は、商業写真発祥の地と言われており、初期のカメラコレクションを持ち、撮影スポットもたくさんある。(CP+と連携する写真総合イベント)『フォトヨコハマ2011』を開催しており、CP+以外にも足を運んでほしい」と挨拶した。
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