キヤノンは2月7日、コンパクトデジタルカメラ「IXYシリーズ」3機種とデジタルカメラ「PowerShotシリーズ」4機種を2月17日より順次発売すると発表した。なお、キヤノンは同日、一眼レフデジタルカメラ「EOS Kiss X5/X50」も発表している。
IXYの全モデルとPowerShotの最上位モデルには、暗いシーンでも美しい写真が撮影できる「HS SYSTEM」とフルHD動画撮影機能を搭載した。
今回のIXYシリーズで最上位モデルとなるのは、指で直観的な操作が可能できるタッチパネル方式の液晶モニタを搭載した「IXY 31S」だ。明るいF2.0レンズと、手ぶれを抑え、暗くても見たままの色に撮影できるHS SYSTEMを搭載した。有効画素数は約1220万画素で、光学ズームは4.4倍。発売は3月3日で、市場想定価格は3万7000円前後。
このほかに、薄さ約19.5mmのボディに広角24mm&光学5倍ズームレンズを搭載した「IXY 410F」と広角28mm&光学4倍ズームレンズを搭載した「IXY 210F」が発表された。いずれも2月17日発売で、IXY 410Fの市場想定価格は3万円前後、IXY 210Fは2万3000円前後。
PowerShotシリーズは、新たにGPS機能を搭載したモデルが登場した。「PowerShot SX230 HS」は、高倍率14倍ズームレンズ、撮影地点の位置情報を自動的に記録するGPS機能、暗いシーンでも美しい写真が撮影できる「HS SYSTEM」を搭載した。価格は4万円前後で発売は3月3日。
このほかに、コンパクトベーシックモデル「PowerShot A3200 IS」(2月17日発売で、市場想定価格は1万6000円前後)、「PowerShot A2200」(2月17日発売で、市場想定価格は1万3000円前後)、「PowerShot A1200」(3月3日発売で、市場想定価格は1万2000円前後)が発表された。
新たなCMキャラクターとして、女優の吉高由里子さんを起用。キヤノンマーケティングジャパン 代表取締役社長の川崎正己氏からIXY 31Sを手渡された川崎さんは、「日本の四季を撮りたい」と話す。なお、キャッチフレーズは「IXYを持っていくしー!」。発表会では司会者から台詞を求められ、はにかんだ笑顔を見せながらアピールした。
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