1Kは2月2日、ファッションアイテムのシェアリングサービス「4次元クローゼット」を公開した。
四次元クローゼットは、同社やユーザーが持つファッションアイテムをシェアできるサービス。開始時点では靴に限定した「4次元クローゼット+shoes」としてサービスを提供する。
ユーザー登録時には、身分証明書の写しに加えて自身が所有するファッションアイテム1点をシェア用のアイテムとして送付する必要がある。送付したアイテムは1Kが査定し、ユーザーにポイントを付与する。このポイント数によってA〜Fのランクを設定。ユーザーはそのランクに応じた商品をシェアできる。
利用にはファッションアイテムのクリーニング代525円と往復の送料(地域により840〜1700円)がかかる。月額費用などは不要。将来的にはヘビーユーザー向けの月額プランなども検討していく。利用期間はアイテムの到着日から返却日まで2週間となっている。
1K代表取締役の木村康昭氏は「もともと学生の頃友人とやっていたことがルーツ。ファッションが好きだが学生なので使えるお金にも限界がある。そこで周囲でアイテムを貸し借りしていた。この輪を広げられたらと思った」と起業の経緯を説明する。その後、アルバイトなどで資金をため、スカイライトコンサルティングが2010年に開催したビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ2010」で最優秀賞を受賞して出資を受け、起業に至った。
今後はまずユーザー数の拡大を目指す。近日中に友人紹介で1カ月の送料が無料になるキャンペーンを実施するほか、ユーザーが提供したアイテムのシェア状況によってポイントが増減する仕組みなどを導入する。
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