スカイライト、「起業チャレンジ2011」の結果を発表--うつからの社会復帰支援サービスが最優秀賞

岩本有平(編集部)2011年02月04日 16時18分

 スカイライト コンサルティングは、同社が開催したビジネスプランコンテスト「起業チャレンジ2011」の受賞2チームを選出した。

 起業チャレンジは、優れたビジネスアイデアを持つ20代の発掘と支援を目的としたビジネスプランコンテスト。受賞者に対して、スカイライト コンサルティングが最大300万円までを出資。15%程度の株式を保有する株主となり、経営へのアドバイスやオフィススペースの提供、追加投資のアレンジなどの支援を行うというもの。

 過去3回開催された同コンテストからは、人力翻訳サービス「コニャック」提供のエニドアやオリジナルPCバッグブランド「orihime」を手掛けるアゲハなどが入賞。起業に至っている。

 4回目となる起業チャレンジ2011には、約40のチームが応募。書類選考やインタビューを経て最終選考に残った4チームから、「U2plus」と「Calling」の2チームが受賞チームとなった。ビジネスアイデアの詳細は以下の通り。

  • 最優秀賞
    チーム名:U2plus
    代表者:東藤泰宏氏
    支援資金:300万円
    事業内容:認知行動療法をウェブで提供し、うつからの社会復帰を支援するサービス。50人の臨床心理士をネットワーク化し、U2plusのプラットフォームを通じてプログラムの提供や助言を行う。またプラットフォーム上でユーザー間が相互に励まし合えるよう、コミュニケーション機能を提供する。
  • 優秀賞
    チーム名:Calling
    代表者:湯浅和子氏
    支援資金:200万円
    事業内容:個人間で仕事の依頼、提供のやりとりができるマッチングサービス。Twitterと連携することで依頼者が提供者の人柄を知ったり、依頼者が複数の提供者から仕事内容の提案を受けられる機能を導入することで、マッチングを容易にする。

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