Appleの「App Store」でダウンロードされるアプリケーションについて、Appleが締め付けを強化する方針にあると報じられている。
The New York Timesの米国時間2月1日付けの報道によると、Appleは、一部のアプリケーション開発者に対し、アプリケーション内で電子書籍を今後販売するには、同社のシステム経由で決済する必要があると述べたという。
さらに、AppleはソニーのiPhone向けアプリを却下(リジェクト)し、その理由を「Sony Reader Store」経由での電子書籍の購入と閲覧が可能なためだと報じられている。
日本のソニー広報によれば、Sonyは、米国で2010年末に「Reader」のアプリをMacやWindows PC、Android、iPhone向けに提供することをアナウンス。すでに、米国のSony Reader StoreからiPhone向け以外のアプリケーションはダウンロード可能だ。
今回のリジェクト騒動について、「Appleと話はしているが、合意に至っていない」とコメントするに留め、リジェクトやその理由について明言を避けた。また、Appleの方針転換について、「ビジネス上の話になるので、お答えできない」としている。
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