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NTTデータ、金融機関の基幹系システム向けJavaソリューションを提供開始

富永恭子(ロビンソン)2011年02月02日 17時46分
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 NTTデータは2月2日、金融機関の基幹系システム向けソリューション「FINALUNA rock-solid framework」の提供を開始した。

 FINALUNA rock-solid frameworkは、金融機関向け情報系システム構築の分野で多くの実績をもつ「FINALUNA」を活用した基幹系システム向けソリューション。同ソリューションにより、社会的影響が極めて大きく、インフラとして機能するために高い可用性や運用・保守性が求められる、ミッションクリティカルな金融機関の基幹系システムを、オープンでスタンダードなJavaを用いて構築できるようになるという。

 また、基幹系システムに同フレームワークを適用することによって、大規模な基幹系システムを、互いに疎結合なサブシステムに分割し、SOA(サービス指向アーキテクチャ)コンセプトで統合した保守効率の高いシステムに更改できるとしている。

 プラットフォームにはIBMのメインフレーム専用OSである「z/OS」を採用することによって、非常に高いRASIS(信頼性、可用性、保守性、保全性、安全性)への要求を実現。将来のノンストップエンタープライズクラウド環境を含めた対応力を強化できるようになるという。また、z/OSを利用した金融機関のシステムで実績のある日本IBMのシステム基盤ソリューションを採用することにより、安定したシステム基盤を構築できるとしている。

 NTTデータでは、FINALUNA rock-solid frameworkの整備にあたり、日本IBMより、国内で実績のあるシステム基盤ソリューションの提供とともに、クライアントまたはサーバのサービス利用側と提供側を仲介するESB(Enterprise service bus)やBPM機能、およびクラウドコンピューティングをサポートするミドルウェア製品群「WebSphere」のOEM提供を受ける。また国内の製品技術支援体制だけでなく、IBMコーポレーションの製品開発元からも技術交流プログラム(Lab Advocate)を通じた技術支援の提供を受けているという。グループ会社であるNTTデータ先端技術が、WebSphereのOEMを取り扱うとともに、FINALUNA rock-solid frameworkのサポートを行う。

 なお、NTTデータは、FINALUNA rock-solid frameworkの展開の一環で、金融機関の基幹システム更改の検討を支援しており、既に、日本銀行が「日本銀行金融ネットワークシステム」の新たなシステムとして構築する「新日銀ネット」に、同ソリューションを活用し、日本IBMのシステム基盤ソリューションを用いた提案を行って、採用されているという。NTTデータでは、今後、金融機関の基幹システム向けサービスを順次拡大し、3年間で適用システム250億円の受注を目指すとともに、海外展開を図るとしている。

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