リアルコムは1月31日、企業向けスマートフォンアプリケーション配布、管理ASP「Smart AirPort」を発表した。4月初旬より販売を開始する。
Smart AirPortは、企業でスマートフォンを導入し、自社アプリケーションを展開している場合に、その配布をセキュアかつスピーディに行い、管理者の業務を軽減するためのサービス。従来、企業のスマートフォンに対する、自社アプリの展開には、ユーザーごとのダウンロードや利用の制限等が煩雑になるなどの課題があったという。Smart AirPortではワンタイム認証やSSL証明書を使い、特定のユーザーや端末を指定した、自社アプリのダウンロードや利用の制限、バージョンアップ、設定情報の配布などを容易に行えるとしている。
リアルコムでは、iOS 4.2以上を搭載したiPhone 3G、iPhone 3GS、iPhone 4、iPadに対するサービスから開始し、今後Android端末向けにもサービスを拡張していく計画だ。
Smart AirPortの利用価格は、初期費用が21万円。月額費用が、20ユーザー以下の「Liteプラン」の場合、1万500円、100ユーザー以上の「Basicプラン」が5万2500円より。ユーザーとなる企業は、別途、アップルの「iOS Developer Enterprise License」への加入が必要。契約期間は6カ月単位となる。
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