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ビジネス分野での「iPad」対抗にあたって--MSのマーケティング戦略は

文:Mary Jo Foley(Special to ZDNet.com) 翻訳校正:末岡洋子2011年01月25日 13時09分
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 Appleのスレート「iPad」が与えたインパクトについて聞かれると、Microsoftは表向きには、「iPad?iPadがどうかしたのか?」というスタンスをとっている。だが、Microsoftはパートナー企業が2011年にスレートで攻勢するための準備を進めているようだ。

 iPadはビジネス分野に着実に進出をはじめており、Microsoftは提携する再販事業者が身を守るためのマーケティング資料を提供している。先日、「Microsoftの商用スレートPC」と名付けられた2010年12月付けのPowerPoint資料を見せてもらう機会があった。これは、Microsoftが自社スレート戦略をビジネスユーザーに説明するための資料として、パートナーに配布しているものだ。


 資料中、スレート向けに最適化された初のバージョンといわれている「Windows 8」や「Windows Next」という文字は見当たらない。また、バージョン1.0という状態ではあるが、スレート端末向けとしては、Windowsよりも優れていると一部が評価する「Windows Phone OS」も見当たらない。

 その代わり、MicrosoftはiPadに対抗するものとして「Windows 7」が動くスレートやタブレットを位置づけるよう奨励している。資料では、iPadにコミットしていないユーザーはもちろん、すでにiPadにコミットしているビジネスユーザーにどうやって売り込むかを提案している。

 iPadは多くのユーザーを魅了しており、Microsoftとパートナー企業もこの動きをだまってみているわけにはいかなくなってきた。先に行われたAppleの業績発表カンファレンスコールで、Appleは直近の四半期で730万台のiPadを販売したことを明らかにしている。Appleによると、Fortune 500企業の80%がiPadを実装中またはパイロット中という。iPadが「コンピュータ」カテゴリに入るのであれば、iPadの販売台数の結果、Appleは世界ナンバー2のPCベンダーとなるのだ。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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