Verizon Wirelessは「iPhone」のCMを公開したが、そこに映っているのは人々と時計だけで、iPhone自体の映像はない。
この30秒間のCMでは、カチカチと時を刻むさまざまな時計と、何かを心待ちにしている様子でそれを見つめる人々が次々と映し出される。途中でAppleやiPhoneへの言及は一切ない。それからナレーションが入り、Verizonの顧客に対して、iPhoneの発売を長く待たされながら、その間もVerizonを支持してくれたことに謝意を述べる。
ナレーターの声が「この日が来ることを決して諦めずに信じてくれた多くの顧客に感謝する」と述べる。
このCMはその後、Appleの「iPhone 4」のロゴとVerizon自身のロゴを次々に表示した後、2月10日という発売日を告知して終わる。
もちろん、このCMはあまりにも大げさだ。だが、Verizonの顧客はかなり長い間、iPhoneが同社のネットワークで利用できるようになることを「信じる」しかない状態にあった。iPhoneは2007年に米国で、AT&Tのネットワークでのみ使える形で発売された。過熱するうわさと希望的観測が何週間も何カ月間も続いた後、2011年1月に入ってようやく、Verizonはついに自社のネットワークでiPhoneが利用できるようになることを発表した。
AppleのiPhoneは、16Gバイトモデルが199.99ドル、32Gバイトモデルが299.99ドルでVerizonの顧客に提供される予定だ。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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