Googleが「Google Offers」という名称で同社独自の共同購入サービスの立ち上げ準備を進めている。同社はわずか1カ月前、競合となるGrouponに買収提案を行ったが、拒否されていた。
Mashableが掲載した情報によると、Google Offersは「潜在顧客や常連が日々の電子メールを通じて自分たちの地域で素晴らしい取引を探すのを支援する新製品である」という。
Googleの広報担当者は、同社が日々の取引を提供する企業を積極的に募集していることを認めた。
同社は声明で、「Googleは、プリペイドの割引プログラムに対するテストのサポートと参加を募るため、小規模企業と話し合いをしている」と述べた。「このイニシアチブは、顧客と企業が新しい方法でつながる新製品を開発するGoogleの取り組みの一環である。現時点ではこれ以上の詳細は明らかにできないが、追って明らかにしていく予定だ」(Googleの声明)
共同購入モデルは、「その日の取引」をユーザーに提供し、たいていは各地域の都市や町で人気の製品やサービスを大きく割引している。こうした取引は特に地域市場をターゲットとして人気が高まっており、地域市場はインターネット広告の成長が将来的に大きく見込めるとみられているため、Googleは興味を抱いている。
GoogleはGoogle Offersの立ち上げ時期について明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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