Googleは米国時間1月6日、「Google Apps」を利用する企業に対し、送信メールの認証を容易にし、メッセージが本当にその企業からのものでスパムではないと受信者が安心できるようにすると発表した。
Google Appsの全エディションにおいて、管理者は、コントロールパネルの「Advanced Tools」タブにおいていくつかのチェックボックスを選択することにより、送信メール用に「DomainKeys Identified Mail(DKIM)」技術を有効にすることができる。「Gmail」は2004年のリリース当初から、電子メール署名に関する各種規格をサポートしているが、実装にはそれ以上の設定とリソースが必要であった。
機能的には、これによって、合法的な電子メールメッセージがスパムフィルタによってブロックされることが少なくなる。
eBayやPayPalの名を語るフィッシング詐欺から直接的にGmailユーザーを保護するため、Googleは、これらの企業からの電子メールの認証と、署名のないすべてのメッセージのブロックに向けて、これらの企業と数年間共同で取り組んできた。
詳細については、Google Enterprise Blogの投稿を参照してほしい。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」