シャープエレクトロニクスコーポレーションは1月5日、米国ラスベガスにて開催中の「2011 International CES(2011CES)」にて電子書籍端末「GALAPAGOS」と電子書籍サービスを発表した。2011年中に米国にて商品とサービスを展開する予定という。
展示したのは、日本で展開しているサイズと同じ、5.5型のモバイルモデルと10.8型のホームモデルの2種類。端末のOSなど詳細は明らかにはしていない。
コンテンツは、シャープが展開する「XMDFフォーマット」ほか、米国で幅広く使用されている「EPUBフォーマット」にも対応するという。シャープエレクトロニクスCMOのボブ・スカグリオ氏は「XMDFフォーマットにも対応した端末で米国市場の足がかりを築いていく」とコメントし、XMDFによるリッチコンテンツを推進する考えを示した。
国内と同様、新聞や雑誌などの自動定期配信サービスを展開。書籍、映画、ゲーム、音楽などのコンテンツも提供するという。お勧めコンテンツ(体験版と無料)も自動配信し、購入前の立ち読みが可能。なお、コンテンツはマイクロSDカードに保存されるため、Wi-Fiのない環境でも読めるとしている。
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