日立コンシューマエレクトロニクスは1月6日、薄型テレビ「Wooo」に、プラズマテレビ「HP06」、液晶テレビ「HP07/H07」を追加した。視聴環境に合わせて画質を調整する「インテリジェント・オート高画質」機能などを備える。2月上旬から順次発売する。
液晶テレビでは、録画機能を装備したHP07シリーズ3機種と、シングルチューナモデルH07シリーズ5機種をそろえた。いずれもエッジ型のLEDバックライトを採用することで、蛍光管バックライトモデルに比べ年間消費電力が約13%削減されるという。
HP07シリーズは、320Gバイトの内蔵HDDとカセットHDD「iVDR-S」に対応した「iVポケット」を搭載。HDトランスコード/トランスレート技術「XCodeHD」により、ハイビジョン放送を通常の8倍にあたる長時間で録画できる「TSX8モード」を備えたほか、計9つの録画モードを選択可能だ。
録画した番組は独自のシーン解析アルゴリズムにより、番組の頭出しができる「いいとこジャンプ」と、音楽番組やスポーツ中継の見どころが探せる「シーンサーチ」を採用。再生時の操作をサポートするとしている。
地上、BS、110度CSデジタルチューナを2基搭載し、録画しながら別の番組を視聴することが可能。録画中に録画済み別番組を再生できる「同時録画再生」と、録画中の番組を冒頭から視聴できる「追いかけ再生」にも対応する。
ホームネットワーク上にある対応テレビやPC、レコーダー内のコンテンツが見られるDLNAはサーバ・クライアント機能に対応する。
H07シリーズは、地上、BS、110度CSデジタルチューナを1基を搭載したスタンダードモデルだ。DLNAはクライアント機能のみ対応する。
プラズマテレビのHP06シリーズは、42V型の「P42-HP06」を発表した。本体には250Gバイトの内蔵HDDとiVポケットを装備。HP07シリーズ同様、録画時にはTSX8モードを含む9つの録画モードを選択できる。
画面解像度は1024×768ピクセル。高い発光効率を実現する「ダイナミック・ブラックパネル2」を搭載することで、200万対1のハイコントラストを実現するとしている。地上、BS、110度CSデジタルチューナ2基と地上アナログチューナ1基を内蔵。DLNAはクライアント・サーバ機能に対応する。
すべてのモデルで「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」に対応するほか、独自のテレビ向けネットサービス「Wooonet」、ビデオカメラやデジタルカメラで撮影した動画や静止画をPCからサーバにアップロードすることでテレビで見られる「ビデオ de メール」(有料)、テレビの画面上に携帯電話からメッセージを入力できる「メッセージボード・サービス」といった、オリジナルのネット機能も装備する。
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