日立、録画テレビ「Wooo」に新バックライトシステム「S-LED」を搭載

加納恵(編集部)2010年09月09日 12時01分

 日立コンシューマエレクトロニクスは9月9日、液晶テレビ「Wooo」シリーズに、42V型の「L42-ZP05」と、37V型の「L37-ZP05」を発表した。新開発の「スリムブロック型」LEDバックライトを採用し、薄型ボディと高コントラストを実現するという。10月中旬から順次発売する。店頭想定価格は42V型が28万円前後、37V型が24万円前後になる。

  • 「L42-ZP05」(下)、「L37ZP05」(上)

 スリムブロック型バックライトは、エッジ型LEDに導光板を合わせて配置することで、ブロックごとにLEDをコントロールできるというもの。発光部分の広がりを抑制しやすい構造で、黒浮きの少ない映像を再現できるとしている。

 このバックライトは、日立コンシューマエレクトロニクスが独自で開発したもの。ムダな発光を抑えるため低消費電力化にも効果的としている。同社は「S-LED」と名付け、ロゴを作成するなど他社の液晶テレビとの差別化ポイントとしてアピールしていくという。

 地上デジタルチューナを3系統、BS・110度CSデジタルチューナを2系統装備し、デジタル放送の視聴中に別の2番組を録画できる「ダブル録画」に対応。内蔵の500GバイトHDDまたは、カセットHDD「iVDR-S」に録画が可能だ。HDトランスコード/トランスレート技術「XCodeHD」による、「ハイビジョン8倍録画」機能も備え、内蔵HDDへの最大録画時間は約400時間としている。録画済み番組は、番組名ごとに自動的にフォルダに分類する「ワケ録」で表示される。

  • Woooユーザー専用のポータルサイト「Wooonet」トップページ

 テレビ向けのネットサービス「アクトビラ ビデオ・フル/ダウンロード」に対応するほか、Woooユーザー専用のポータルサイト「Wooonet」を用意。今回からトップページをリニューアルした。ユーザーがアクトビラや「TSUTAYA TV」などのサービス名にカーソルを移動するだけで、最新コンテンツ情報などが表示できるとしている。

 DLNAサーバ・クライアント機能に準拠した「AVネットワーク」に対応。対応テレビやPCを家庭内ネットワークに接続すれば、録画番組などを共有できる。

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