マイクロソフトは12月20日、タッチセンサを搭載した「Arc Touch mouse」を1月28日に発売すると発表した。価格は6930円。
最薄部分は5mm、最厚部でも13.5mmの薄型マウスだ。重さは約90g。フラット形状で携帯できる新デザインが特長で、使用するときはアーチ型に折り曲げると電源が入る仕組みだ。
この折り曲げるアーチ部分の構造について、ワイヤではなく恒久的な希土類磁石を使用していることから、マイクロソフトは「ほとんど壊れる心配がない」と説明する。
スクロールホイールの代わりにタッチセンサを搭載し、中央の「タッチストリップ」と呼ばれるセンサ部分を指でなでると、スクロールなどの操作ができる。なでたときには音や振動によって操作感を確認でき、専用の「IntelliPointソフトウェア」によって上部、下部、中央の3つのタッチポイントにそれぞれページアップやページダウンなどカスタマイズも可能だ。なお、これまではCD-ROMが付属していたが、今回のパッケージにIntelliPointは同梱されない。別途、ウェブサイトからダウンロードする必要がある。
トラッキングセンサには、カーペットの上や大理石など幅広い素材で使用できる「BlueTrack Technology」を採用している。読み取り速度は8000fpsで、解像度は1000dpi。2.4GHzのワイヤレス方式で、ナノトランシーバが付属する。ナノトランシーバは、マウスの裏面にマグネットで装着して持ち運べる。
アーチ形状の設計にはエルゴノミクス(人間工学)を応用しており、長時間使用しても疲れにくいデザインという。電池寿命は約6カ月で、単4電池2本が必要になる。Windows 7、Windows Vista、Windows XP(32ビット版のみ)に対応する。
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