日本ユニシスは12月14日、企業内のPCにインストールされているソフトウェアを短期間で把握できるSaaS型「iSECUREライセンス管理サービス」を同日から提供開始すると発表した。
iSECUREライセンス管理サービスを利用することにより、企業は会社で所有しているPCにインストールされているソフトウェア情報を数秒で収集できるという。全社のPCを対象にした場合、全社の利用ライセンス数の把握が可能で、ソフトウェア購入ライセンス数の適正化、不正使用ライセンスの是正が可能とする。これにより、ソフトウェアライセンスコストの最適化、およびライセンスの不正利用によるソフトウェアの著作権侵害リスクを低減できる。
また、規定外のソフトウェアがインストールされていた場合、それらを発見でき、情報漏えいなどのセキュリティリスクを未然に防ぐことができるとしている。合わせて、セキュリティパッチの適用状況も把握でき、外部からの攻撃やウイルスの侵入などを未然に防ぐことも可能とする。
同サービスでは、非常駐型のプログラムによりソフトウェア情報を収集する仕組みを採用。これにより、情報収集するときのみ稼働し、利用中のPCに負荷をかけることがない。また、取り扱うデータ量も少なく、ネットワークへの負荷もかからないとしている。
同サービスの最低利用期間は1カ月となっており、その時点でのソフトウェア資産状況を短期間で把握したい場合などに、一時的な利用も可能だ。要望により定期的に利用することで、四半期ごとのチェック、年度ごとのチェックなどにも利用できる。iSECUREライセンス管理サービスの利用料金は、管理対象(クライアントPC)数により変動する。たとえば、対象PCが1000台の場合、月額サービス料金は40万円(税別)より。年間契約型の場合は、1000台の場合で年間200万円(税別)より。
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