Googleは米国時間12月6日、「Android 2.3」(コード名「Gingerbread」)を発表した。ユーザーインターフェースが多くの点で変更されているのに加え、バックエンドの機能も強化されている。
Android 2.3では、開発者はOpenGL ESやオーディオに直接アクセスできるようになった。ジャイロスコープのサポートと合わせて、たとえば、より洗練された動きの速いゲームを制作できるようになっている。また、SIPによるVoIPがサポートされるので、双方向のビデオ通話を組み込んだアプリを簡単に制作できる。
マルチメディア関連ではWebMがサポートされ、「YouTube」やその他ウェブサイトがホストする動画をブラウザから視聴できる。また、近距離無線通信(Near Field Communication:NFC)にも対応し、内蔵の「NFC Reader」アプリによってNFCタグを読み取ることができる。
ユーザーインターフェースに関連した変更点としては、Android 2.3ではバーチャルキーボードのマルチタッチに対応し、音声モードでの修正もできるようになった。また、テキストを1回のタッチですばやく選択できる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」