埼玉県大宮警察署と埼玉県警生活安全企画課(サイバー犯罪対策センター)は、携帯電話専用オークションを利用して権利者に無断で複製された海賊盤CDとDVDを販売していたとして、京都市伏見区在住の男性(42歳)を著作権法違反の容疑で11月25日に逮捕した。日本レコード協会(RIAJ)が11月30日に発表した。
この事件は、3〜8月に被疑者の男性がビクターエンタテインメントやユニバーサルミュージックなど計8社が権利を有する市販のCDと音楽DVDを無断で複製した海賊盤を、携帯電話専用オークションサイトを利用して、埼玉県、神奈川県に在住する3人に販売していたというもの。
警察の調べによると、被疑者の男性は2004年頃から約2800回の出品を行い、購入客は全国で約1500人にのぼることが確認されている。RIAJでは、今回の事件は知的財産権侵害にかかわる事件として警察が積極的な取り締まりを行った結果によるもので、この種の事件に対する大きな警鐘となるとしている。
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