学会研究会jpは11月17日、トライフォーと協業し、「クラウド型 医療画像外部保管サービス」の提供を開始した。
学会研究会jpは、2009年6月より医療従事者向け医療ポータルサイト「学会研究会jp」を運営しており、60の医療研究団体、約2万人の医療従事者が利用している。一方のトライフォーは、遠隔放射線診療システム、放射線レポート作成システムなどの医療情報ソリューションを提供している。
今回提供するサービスでは、病院や医療関連企業が保管している医療画像を、院内サーバからネットワーククラウドに移行させることで、インフラコストを抑制し、自宅や病院外からの遠隔画像診断を実現するという。医療画像と通信の標準規格であるDICOMに対応しており、ほかのネットワーク事業者のクラウドサービスとの連携も可能だ。すでに京都府内の病院に導入されているという。
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