学会研究会jpは11月12日、京都プロメドと提携し、地域ごとに病院の医療機器の稼働状況を管理できるシステム「地域医療連携室」を提供すると発表した。
学会研究会jpは、2009年6月より医療従事者向け医療ポータルサイト「学会研究会jp」を運営しており、60の医療研究団体、約2万人の医療従事者が利用している。一方の京都プロメドは、遠隔画像診断システムを提供し、京都府内の医療機関と30以上の契約実績がある。
今回発表した地域医療連携室では、地域の病院や診療所の医療機器情報を共有し、医療機器を効率的に稼働させたい病院と、医療機器の多額な設備投資を行わずに患者の検査を行いたい診療所とを連携させることを目指す。/p>
地域医療連携室では、高度医療機器がある病院の医療設備のスケジュールを管理、公開し、検査をしたい地域の医療機関からの予約を受け付ける。依頼先の医療機関で撮影したMRIやCTなどの検査結果を、京都プロメドの読影センターの放射線専門医が、画像診断する。
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