Amazonは米国時間11月8日、Diaper.comとSoap.comを運営する企業Quidsiを、5億ドルの現金で正式に買収する。Amazonはまた、負債4500万ドルを引き継ぐことになる。
Amazonの最高経営責任者(CEO)であるJeff Bezos氏は声明で、今回の買収は、子を持つ人々を取り込むことを目的とした同社の取り組みの一環であると述べた。「おむつ替えにおいて、高すぎるおむつを購入することと、おむつのストックが切れてしまうことではどちらが嫌な気分になるかは難しいところだ(どちらも嫌な気分だ)」とBezos氏は述べた。
Amazonは、より消費者の日常的な購買習慣に沿ったサービスを提供しようとしている。その目標に向けて、食料雑貨品の定期契約や母親向けの会員サービスなどの戦略を導入している。
Amazonによると、Quidsiは現在の経営陣によって独立したベンチャー事業として運営を続けるという。その構想は、AmazonがZapposを買収したときに確立されたものである。
Quidsiの買収は12月に完了する見通しとなっている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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