iPhoneのNFCチップ搭載、目的はMac環境の持ち運びか--Cult of Mac報道

文:Erica Ogg(CNET News) 翻訳校正:編集部2010年11月02日 12時05分
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 将来の「iPhone」において採用がうわさされているNear Field Communication(NFC)チップは、モバイル決済以外にも用途があるのだろうか?

 Cult of Macに情報筋が語っているところによると、そうらしい。Appleは、リモートコンピューティングを可能にする手段としてNFCを使う方法を研究している、とこの匿名の情報筋は主張しているという。

 Cult of Macによると、この機能は次のように動作するという。

 ユーザーがNFC搭載iPhoneをNFC対応Macに向けて振ると(やりとり可能な距離に両者は置かれる必要がある)、そのMacは、アプリケーション、設定内容、データをロードする。そして、ユーザーは、まるで自宅や職場にある自分のMacを使っているかのようになる。ユーザーがマシンから離れると、NFC搭載iPhoneが通信範囲を出るので、ホストマシンは元の状態に戻る。

 基本的にMacは、NFCを使いiPhoneで認証にするようになると思われる。ユーザーのブックマーク、アドレス帳、パスワード、設定がiPhoneに保存され、ユーザーがMacに向かったとき、そのMacがユーザーのホームコンピュータのように動作するという。そして、MacとiPhone間の通信が途切れると、そのMacにもともとあった設定が復元される。

 Cult of Macの情報筋によると、この利用法はまだ研究段階にあるという。

 Appleは8月、NXP Semiconductorに大量のNFCチップを注文したとうわさされた。同チップは、無線によるデータの受け渡しを10cm程度の距離で可能にする。iPhoneのようなデバイス内にあるチップからデータを支払い端末などのデバイスへと送信する。それに続いて、Appleがモバイル決済の専門家を雇用したことから、同社はモバイル決済を考えていると推測がなされていた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加