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5年後に目を向けて--企業にも個人にも厳しい時代に何をすべきか - (page 2)

文:John McKee(Special to TechRepublic) 翻訳校正:村上雅章・野崎裕子2010年11月02日 08時00分
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1:世界はアジアに傾きつつある。こういったことを耳にするのは初めてではないだろうが、その変化の速度が年々速くなっているという事実を理解しておくことが重要である。例を挙げると、中国とインドでは都市化が進行しており(中国だけでも昨年、フィラデルフィアと同規模の都市が50も「建設」された)、そういった国の企業の多くはさまざまな分野で世界的なリーダーとなりつつある。

  • 都市化の進行は、コンシューマリズムの浸透や、製品およびサービスに対する需要の高まり、自由裁量支出の増加を意味している。こういったことには、欧米諸国にとって良い面と悪い面があるものの、その流れの中で、より多くの企業が国外の雇用を増やす結果、国内の失業者が増加することになるだろうと筆者は予測している。
  • 大手のアジア企業がさらに規模を拡大していくことになり、勢力範囲や影響力という点で既存の大手欧米企業を脅かす存在となるケースもしばしば出てくるだろう。筆者の顧客である、香港に拠点を置いている企業も「アジアでは、1年単位ではなく10年単位でものごとを考える。われわれは忍耐強く、その気になれば世界のリーダーになる自信を持っている」と述べている。
  • このため、現在大手である多くの欧米企業が倒産するか、海外の企業に買収されることになるだろう。将来のキャリアという点では、こういったことはあなたにとって望ましくないはずだ。

2:長期的に見て、競争に打ち勝つ最善の方法は--企業にとっても個人にとっても--先進的であり続け、より前向きな考えを持ち、そして最も重要なこととして、より創造的になることである。

 ほとんどの欧米企業は、規模の大きさのみに頼っているようでは競争に打ち勝つことなどできない。自動化や低価格化が可能なあらゆるものごとは、アジア諸国で行ってもうまく行くはずだ。

 あなたがどのレベルにあろうと、またIT分野に限ったものであるか、IT企業における他の取り組みであるかに関係なく、以下のことを意識しておくべきである。

  • 大企業は一般的に、競合他社を買収し、その後で人員削減を行う。
  • 大企業と競合することのできない中小企業はたいていの場合、効率と市場力学という面から見て不利であるため、いつか凋落することになる。

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