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電話とSkypeは性質が違う--KDDI田中氏がSkype提携について語る

藤井涼(編集部)2010年10月18日 19時54分
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 KDDIは10月18日、Skype Technologiesとの提携を発表した。KDDIが11月下旬以降に発売予定のAndroidスマートフォン「IS03」にアプリケーション「Skype au」を提供する。また、今後発売するスマートフォンや携帯電話向けにも提供していく考えだ。KDDI代表取締役執行役員専務の田中孝司氏がSkype対応について語った。

./101018kddi1.jpgKDDI代表取締役執行役員専務の田中孝司氏

--Skypeは基本的に通話無料だが、今後通信事業者のビジネスモデルは変化する?

 これまでの音声トラフィックの上にSkypeのトラフィックが乗ってくるという見方をしている。通常の通話とSkypeではトラフィックの性質が異なる。通常の電話は普段電話をかけるときに、Skypeは長時間話したいときに使われる。よく「減収だ」と言われるが、そんなことを言っていたら何もできない。我々は新たな価値を提供していく。

--「Skype au」は、IP(インターネット)網ではなくauの携帯電話網を使うが、その理由は?

 やはりIP網では安定した通話ができない。携帯電話網を使うことで高品質な音声を維持できる。

--法人向けの展開については?

 法人向けにも展開していこうと思う。オフィスのラウンジなどでPCを使ってSkypeを利用している人がいるが、携帯電話から利用できるようになればいいと思っている。

--携帯電話より先にスマートフォン向けに提供した理由は?

 Android向けのほうが開発が早かったため。今後は、従来の携帯電話向けにも提供していく。

--競合他社からはしばらくAndroidスマートフォン向けのSkypeサービスは提供されない?

 契約事項なので詳しくは話せないが、そのような雰囲気で想像してもらえればと思う。ただし、それがいつまでも続くというわけではない。

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